孤高の競馬詩人、マカオの馬券軍師、東京競馬場の馬聖など、さまざまな異名を持つ馳本丸による無料競馬予想ブログです。

第66回 阪神ジュベナイルフィリーズ

見解

今年1年の世相を漢字1字で表す「今年の漢字」が発表された。清水の舞台と呼ばれる本堂で森清範貫主が大きな和紙に書き上げたのは「税」という文字。やはり消費税の増税が話題をさらった格好だ。協会によると2位は「熱」で3位は「嘘」との事。同じく世相を反映する競馬、ここに勝ち馬のキーワードが隠されていた。

◎ココロノアイ。前走のアルテミスSでは出負けし最後方に置かれたが、鞍乗・横山典がケンカせずに行かせて3番手まで押し上げた。やや渋る馬場のなか3角・4角は3番手で運び直線の攻防へ。

逃げるリバークルーズとスマートプラネットの間を反応よくトーセンラークが一旦抜け出し先頭に立つも◎が競りかけ交わすと、外から強襲するレッツゴードンキをハナ差抑えそのまま押し切った。本来なら前に取りつくまでに脚を使って、終いにお釣りがなくなるところだが、バテずに勝ち切るあたり地力の高さがうかがえる。中間は南ウッドコースを単走で追ってキビキビとした動きを披露。これなら2歳女王の戴冠も目前だ。

○は前走牡馬相手のからまつ賞(500万下)で楽勝したショウナンアデラ。4角から直線に向いては手応え十分とばかりに持ったままで運び、残り300mで仕掛けると逃げるダイトウキョウを一気に交わした。着差は3/4馬身だったが、余力を残したままの脚勢を見るともっと突き放せただろう。中間は美浦坂路を併走馬なりで流し先着。勝負気配が漂う。

▲ロカは1勝馬ながら前走の新馬戦は圧巻のパフォーマンス。レース自体は1000m通過1分4秒1の超スローであり前残り優勢の展開だが、仕掛けてから一気に3馬身突き放し圧勝。上がり3ハロン33秒2は2歳牝馬とは思えない素地の高さだ。

母のランズエッジは未勝利だったが半兄にディープインパクトをもつ良血馬で、父のハービンジャーは2010年の英国"キングジョージ"を11馬身差で圧勝した歴史的名馬だ。血統字面でも素地の高さがわかる。中間も栗東坂路を併走で追って躍動感のある動きを見せ臨戦態勢に入った。

中間の調整で素軽い動きを見せたトーセンラークは△に。交流GII戦で揉まれた強みに期待だ。

……え?キーワードはどこかって?◎ココロノアイは漢字に直すと「心の愛」となり「心の愛」はStevie Wonderが1984年に発表して大ヒットした楽曲「I Just Called to Say I Love You」の邦題。ほら「税」ならぬ「Say」が隠れているでしょ。予想に「熱」はあっても「嘘」はありません。

…お粗末さまでした。

予想

  • ◎…ココロノアイ
  • ○…ショウナンアデラ
  • ▲…ロカ
  • △…トーセンラーク
馬単
  • [4]=[16]
  • [4]=[1]
  • [4]=[6]

3連単[フォーメーション]
  • [4]▶︎[1][6][16]▶︎[1][6][16]
  • [1][16]▶︎[4]▶︎[1][6][16]
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