馳本丸の競馬批評

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サウスヴィグラス産駒の勢いがとまらない!

地方競馬のイメージ

南関のSSことアジュディケーティングに迫れるか

勢いにのる産駒たち

交流競走でも存在感を示す

昨年のJBCスプリントを制覇したコーリンベリーを筆頭に、北海道2歳優駿で牡馬を蹴散らしたタイニーダンサー、浦和のユングフラウ賞を快勝したモダンウーマンなど、地方競馬を主戦場に存在感を示しています。また、JRAから水沢へ移籍したナムラタイタンも10歳ながら勝ち星を重ね、まったく衰えを知りません。

笠松の孝行娘が大躍進

代表産駒を挙げるならば、Dr.コパこと小林祥晃さんの持ち馬である、ラブミーチャンでしょうか。本馬は、2008年8月の北海道サマーセールにて315万円で落札。当初はコパノハニーの名前でJRA栗東に所属しましたが、未出走のまま登録を抹消。笠松へ移籍したのを期にラブミーチャンへ改名しました。

カク地としてフィリーズレビューに挑みましたが14着と敗退。2番人気まで押され、期待は高かったものの、芝の適性はありませんでした。

しかし、短距離のダート戦では、めっぽう強く大活躍。NAR年度代表馬に3度も選ばれました。生涯獲得賞金は2億5840万円ですから、とんでもない孝行娘です。いまは亡き、濱口楠彦騎手とのコンビも強く印象に残っております。

種牡馬として

地方リーディングサイアー

サウスヴィグラスは、1996生まれの米国産で、ミスプロ系エンドスウィープの直仔です。交流戦を含む、ダートの短距離で活躍しました。

主な勝ち鞍は、2003年のJBCスプリントで、地方・中央問わず活躍した特徴は、産駒にも受け継がれているようですね。仕上がりが早く2歳戦から活躍し、古馬になっても衰えない持続力は魅力的です。今年の種付け料は、受胎条件つきで150万円となっています。

父系の拡大へ

直仔のスパロービートが、アロースタッドで種牡馬として、けい養されております。種付け料も受胎条件つきの10万円と、たいへんリーズナブルです。父はもう20歳と高齢ですから、がんばってもらいたいです。

サウティス配合

毋父アサティスとの親和性

代表産駒のラブミーチャンもそうですが、母父アサティスとの相性が良いようです。冒頭のタイニーダンサーを始め、トゥータフ(大観峰賞)、ハニーパイ(エーデルワイス賞)、さらにスマートジョーカー(川崎マイラーズ)とコテキタイ(浦和桜花賞)の全兄妹など、地方の重賞馬を多く排出しています。

サウティス配合とでもいいましょうか、親和性のある組み合わせのようで、牝馬の活躍が多いのが特徴的です。これらすべて、グランド牧場の生産というのだから、妙妙たるものがありますね。

代表的なサウティス配合

ラブミーチャン

ラブミーチャン

タイニーダンサー

タイニーダンサー

トゥータフ

トゥータフ

ハニーパイ

ハニーパイ

コテキタイ

コテキタイ

ステマ配合(黄金)に続け

地方競馬のメインストリームへ

JRAでは、オルフェーヴルやゴールドシップを筆頭に、ステイゴールド×メジロマックイーンの、いわゆる黄金配合が席巻しましたが、こちらも地方競馬の一端をになう強力なニックスといえそうです。

あとがき

地方出身の実力馬に期待

JRAへ移籍となった、タイニーダンサーの動向が注目されます。芝路線ならば、笠松出身のオグリローマンが1994年に桜花賞を制覇。2002年には、ホッカイドウ競馬出身のアローキャリーが同じく桜花賞馬となりました。

昨年はアッミラーレ産駒で、南関東2冠のハッピースプリントが大いに、にぎわせてくれましたね。これからも地方生え抜きの活躍馬が、たくさん出ることを期待したいです。

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