馳本丸の競馬批評

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日曜のレース展望 ~第77回 菊花賞(GI)~

日曜のレース展望

レース展望

スタミナと器用さが求められる過酷なマラソンレース

京都3000mは菊花賞と万葉Sのため年2回使用される外回りコースとなる。スタートしてすぐカーブに差し掛かるため内枠が有利な傾向。高低差3.9mの坂を2回越え6つのコーナーを回るのでスタミナだけでなく器用さも問われる。

前年のキタサンブラックのように経済コースを通って勝ち切るのが理想といえよう。ただし先行タイプの馬にとっては捲くり差しも警戒が必要で逃げ切るのは至難の業。過去5年の平均走破タイムは3分03秒2、上がり3Fは35秒2と出た。

先行タイプは苦戦傾向。じっくり折り合って捲くり差しが理想

確実に逃げたい馬は見当たらない。単騎で行くとすればサトノエトワールか。番手争いはミライヘノツバサとアグネスフォルテあたりで、スタート次第ではジョルジュサンクも行くだろうか。以下ジュンヴァルカンと続きエアスピネルも前で流れるかもしれない。

折り合いに懸念のないサトノダイヤモンドは先団を見据えてドッシリ構えたい。京都コースなら坂下から一気に仕掛けるあたり直線に向くと馬群はバラける。おあつらえ向きの展開となるか。

中団から捲くっていくイメージならディーマジェスティが当てはまる。立ち回りの器用さでは一枚上だろう。長距離レースは騎手の手腕も問われる。どの馬も折り合い、リズム重視で上手に運びたい。

本紙の決断

抜群の安定感を示す”堅軸”サトノダイヤモンド

◎3サトノダイヤモンド

2強ムードの菊花賞。本命はサトノダイヤモンドとした。皐月賞はディーマジェスティの3着だったがダービーで巻き返したあたり距離延長は歓迎。勝ったマカヒキと同タイムの2着だったように末脚勝負でもヒケをとらず、神戸新聞杯ではミッキーロケットに並ばれても差し返す闘争心があったように勝負根性にも秀でている。母系は中距離指向だが親和性に富むダンジグの血。代を重ねると長距離適正も示すため父系のスタミナを引き出しているとすれば距離の不安はない。気性も柔和で折り合いに懸念もないため連軸には最適。安定感の上では堂々の本命といえよう。磐石の態勢で臨む。

○6ディーマジェスティ

セントライト記念からの参戦は昨年のキタサンブラックで実証済み。器用さとパワーなら◎サトノダイヤモンドにもヒケを取らない。繰り出す末脚が五分ならば立ち回りの良さを生かして前走のように外へ出して捲くっていくのが理想か。母系はロベルト(ブライアンズタイム)×サドラーズウェルズで重厚なスタミナを提供していることから距離については不問。唯一の懸念材料は瞬間的にカッとする性格だが手の内に入れている蛯名正義なら無用の心配だろう。

▲13エアスピネル

神戸新聞杯では休み明けがこたえたか5着とひといき。ただ課題のイレ込みは解消されていて成長がうかがえる。後方から末を生かす競馬が身上だが前走のような感じなら修正を加えてくるだろう。直線が平坦な京都は得意で舞台設定は◎。親戚に牡馬二冠のエアシャカールもいて距離延長はむしろ歓迎だ。

△4レッドエルディスト

大事に使われている印象で7戦目。神戸新聞杯は休み明けに加えて不利もありながら諦めずに3着まできた。本格化は父のように古馬になってからだろうが夏をはさんで順調に成長を遂げているのは間違いない。一度使った上積みは確実で血統から距離が延びていいタイプ。2400mの持ち時計は▲エアスピネルとそん色ないとみれば連下での警戒は必要だろう。

本紙の予想

サトノダイヤモンドの連軸は強固。馬券的な妙味なら3連単

馬単
  • 3=6
  • 3=13
  • 3→4
3連単
  • 3→4、6、13→4、6、13
  • 6、13→3→4、6、13
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