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単勝、馬単、3連単を追究する競馬予想ブログです。

第69回 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)|週中展望

第69回 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)|週中展望

12/10(日)阪神のメーンは11R阪神JFです。フルゲート18頭のところ、23頭の特別登録がありました。

出走予定馬

アマルフィコースト

回避。

グリエルマ

当選。格上挑戦。京都千四を2回使って未勝利勝ち。2着に1馬身半差つけたことから距離は持ちそう。母アズマサンダースは阪神JF6着、桜花賞2着、京都牝馬Sを勝った実力馬。

コーディエライト

4戦して3、1、2、2と掲示板を外さず。G3を2回使って2着2回。前走のファンタジーSは勝ったベルーガの決め手に屈指0秒1差2着。千六は2走前の新潟2歳Sで勝ち馬のフロンティアから0秒1差2着と適正は示す。中京の未勝利を6馬身突き放して勝っており坂は苦にしない。ノーザンファーム生産。

サウンドキアラ

非当選。格上挑戦。

サヤカチャン

既に6戦消化と使い減りしないタイプ。阪神2歳未勝利で勝ち上がり、りんどう賞5着を挟んで前走のアルテミスSは13番人気ながら勝ったラッキーライラックから0秒1差2着と大健闘。スンナリ行ければ持ち味が生きる。上積みの観点からは疑問の余地あり。

スカーレットカラー

非当選。格上挑戦。

ソシアルクラブ

当選。格上挑戦。母は名牝ブエナビスタ。名血が堂々の抽選突破。血統のスケールはメンバー中随一。勝ち鞍は前走の京都千六新馬戦。後方からメンバー最速の34秒4を繰り出してクビ差とらえた。終始馬群のなかで揉まれタフな展開。外に進路をとって本格的に追い出したのは残り200mあたり。直線一気のパフォーマンスはセンスの良さを感じさせる。ノーザンファーム生産。

トーセンアンバー

当選。格上挑戦。4戦消化。前走の京王杯2歳Sは0秒7差6着。上がり3ハロン33秒7だった。2走前は中山の千六サフラン賞。出負けして一息もメンバー最速の34秒0を繰り出し最後方から追い上げて0秒3差3着。札幌、中山、東京と経験できており、ここでも通用する素地はある。

トーセンブレス

当選。格上挑戦。中山千六稍重の新馬戦を大外一気勝ち。後方から駒を進め3角中間から追い出し始めるとメンバー最速の上り34秒0を繰り出し2着に1馬身3/4つけた。前走のアルテミスSは1番人気に推されるも0秒5差6着。まだ背中が柔らかく身に芯が入っていないようで本格化はもう少し先か。

ナディア

当選。格上挑戦。稍重の京都千四を2回使って勝ち鞍は新馬戦。デビュー戦で2着グリエルマに2馬身半つけているがハンデ1キロもらってのもの。前走の秋明菊賞は0秒4差2着。勝ち馬シグナライズの決め手に屈した格好だが、後半の上りはメンバー中2位。血統背景、新馬戦の内容から距離延長は歓迎だろう。祖母キュンティアはネヴァーベンド系ダルシャーンの仔で阪神JF2着の実績。

ノーブルアース

当選。格上挑戦。新潟千六重馬場の新馬戦を2着に5馬身差の完勝。前走は中山千六の赤松賞。新馬同様好位につけたが0秒2差6着。タイム差を見れば順位ほど負けていない印象も坂下でひるんだか。

ハイヒール

当選。格上挑戦。3戦消化。勝ち鞍は札幌千五の新馬戦のみ。2着サヤカチャンを1馬身1/4突き放している。2走前はアルテミスSでラッキーライラックから0秒5差の7着。前走の白菊賞はリリーノーブルから0秒7差6着。ノーザンファーム生産。

ベルーガ

回避。目下2戦2勝。前走のファンタジーSはメンバー最速の33秒9を繰り出し、コーディエライトを半馬身交わしたところがゴール。千二、千四と克服してきているものの課題はマイル適正。デビュー戦で札幌のタフな洋芝を使って4馬身突き放した内容からは見れば守備範囲か。ノーザンファーム生産。

マウレア

東京の千六を2回使って2戦2勝。前走の赤松賞はメンバー中2番目の脚も33秒5と強烈。瞬発力は非凡。全姉に桜花賞馬アユサンと血統構成は良好。

マドモアゼル

新馬戦2着の後は、新潟、京都と千四を使って連勝。逃げ、番手~好位につけて行ければ持ち味が生きる。課題は距離と坂の克服。

モズスーパーフレア

非当選。格上挑戦。

モルトアレグロ

函館2歳Sは取り消し。実質3戦消化で新馬戦は函館1000mのダート。札幌のすずらん賞は道営のリュウノユキナに完敗。上がりの脚は同じだったので力量関係は五分。前走は東京千四くるみ賞。ココロノイコロをクビ差交わしOP昇格。距離は未知数も札幌、東京とコース経験はプラス。父スパイツタウンは米ダートのチャンピオンスプリンター。芝、ダート兼用で、主な産駒に全日本2歳優駿勝ち、NHKマイルC2着のリエノテソーロ。

ラスエモーショネス

当選。格上挑戦。6戦消化と使い減りしないタイプ。初勝利は4戦目の札幌千五新馬戦。4角ではコーナーワークを利して直線突き放すとそのまま逃げ切った。中山のサフラン賞は8着。前走のきんもくせい特別は勝ち馬の決め手に屈したがハナ差2着。好位に取りつく脚はあるが、坂の克服と上積みの観点から割引が必要か。

ラッキーライラック

前走のアルテミスSはメンバー最速の上り34秒7を繰り出した。新潟千六の新馬戦では33秒1の鬼脚を披露しており、スロー瞬発力勝負なら好位差しの持ち味が存分に生きる。目下負けなしの2戦2勝。課題は未経験の右回り。坂は大丈夫だろう。ノーザンファーム生産。

ラテュロス

当選。格上挑戦。3戦して2、1、3と崩れなし。2走目の阪神千六未勝利で勝ち上がった。坂下から仕掛けると一気に弾けた。後半3ハロン33秒9は立派。前走のアルテミスSはラッキーライラックから0秒3差3着。ストライドの大きい馬で、トップスピードにのるまで時間がかかる。勝負所で置いて行かれるような瞬発力勝負は分が悪いようだ。直線に急坂を擁す阪神コースに変わってどうか。白老ファーム生産。

リリーノーブル

京都の白菊賞を好位から抜け出し快勝。2着スカーレットカラーはアルテミスS0秒4差5着。3着スズカフェラリーはファンタジーS0秒3差4着。新馬戦は東京の千六で2着に3馬身半をつける圧勝だった。懸念は中1週のローテで疲労、上積みの程はどうか。ノーザンファーム生産。

レグルドール

前走のファンタジーSは0秒7差9着と一息。4戦消化し千二で2勝。いずれも2馬身突き放しており、マイルは守備範囲だろう。課題は距離と坂の経験有無。やや割引材料が揃っている感も。

ロックディスタウン

デビュー戦は新潟千八。直線は追い出しをギリギリ待って外へ出すと圧巻の上り3ハロン32秒5を繰り出し快勝。3/4差2着タイムフライヤーはOP萩Sを4馬身差圧勝。京都2歳Sも2着に入ったことで本馬のポテンシャルの高さがうかがえる。前走の札幌2歳Sも牡馬混合ながら2着ファストアプローチをクビ差ねじ伏せ快勝。唯一の懸念は間隔は空いたこと。中間の動きに注目が必要だ。白老ファーム生産。

レース展開

スローペース

逃げて3勝のコーディエライトよりも、サヤカチャンの方がわずかにテンの脚が速い。共に前半3ハロン35秒台の脚で序盤は緩めの展開が予想。前残りも注意。モズスーパーフレアが抽選を突破して飛ばすようなら、34秒台中盤へ乗ってきて平均ペースへ変貌も。ただし極端な瞬発力勝負にはならず、持続する末脚が求められるだろう。リリーノーブルは好位から進出。マウレア、ラッキーライラック、ロックディスタウンは中団でジックリ。このペースならラテュロスも直線で伸びてきそうだ。ベルーガは後方待機策で、息が入れば直線鋭く伸びてくるだろう。

予想の中心

ロックディスタウン

順当ならロックディスタウンの独壇場とみる。直線の長い新潟で瞬発力勝負、タフな馬場の札幌で牡馬相手に重賞制覇。力の出せる仕上がりなら勝ち負け必至。当日のテンションに注目したい。

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