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降着、失格ルールについての随想

降着、失格ルールについての随想

然して蒸し返す話でもないのだが、JRAの体質、対応には疑問を挟む余地がある。降着制度が現行のルールとなってから早4年。その改正ルールが未だに浸透しないことが浮き彫りになったからだ。

再周知の必要性

毎週競馬をやるような御仁ならまだしも、GIともなれば普段馬券を買わない方も友人、知人に誘われて「どれ一つ買ってみるか」となる。大レースになれば尚更だ。

UMAJOキャンペーンで女性ファン獲得に目の色を変えて取り組んでいるJRAにとっては、きっかけは何であれ、ライトなファンからコアなファンへ変貌を遂げて欲しいはずだ。

しかし、せっかく買った馬券が説明不足の釈然としないルールによって興味を削がれてしまっては本末転倒といわざるを得ない。

往年のファンは、メジロマックイーンの失格を知っている。決して良血とはいえないカワカミプリンセスの無念を知っている。ブエナビスタの降着もそうだった。賛否はあれどラフプレイには降着、失格が付き物だった。

改正ルールについて簡単に言えば、競走馬のレースで見せたパフォーマンスは尊重しましょう。その代わり走行妨害した騎手には制裁を与えましょう。と、これは理解できる。馬は一生懸命走っている。

姿なき審判団

理解を得難いのは、「走行妨害がなければ、被害馬が加害馬より先着したとはいえない」この部分だ。先着したかどうかは裁決委員が判断するが、ファンにはファンの目がある。馬券を持っているファンには死活問題だ。ここを納得させる為にはどうしたらいいか?

パトロールフィルムを延々と流す前に、裁決委員自らの言葉で語ってみてはどうか。印象は大分違うはずだろう。審判の顔が見えないスポーツがどこにあろうか。公平、公正を謳うならまずこの点を解決しなければならない。

外部委員には岡部幸雄氏も名を連ねていることから、騎手目線の意見も取り込もうという意志は汲み取れる。しかし、重大な事故が起きてからでは遅い。騎手は生死をかけた仕事であるとJRAは肝に銘じておくことだ。

隆盛を極めた競馬の時代はとうの昔に過ぎている。お役所体質ではファン離れは加速する一方である。

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